关于咀嚼与糖尿病关系的两篇译文
梦回杏林先生提供两篇日文,希望予以译出。现译出,刚刚发现,时间仓促。不足请谅。
一 咀嚼功能与唾液,对餐后高血糖_耐糖能的影响
滋賀県長浜市对约1万名市民进行了体检。侧重牙科咀嚼效率的检查,并增加了牙周病和龋齿病的筛选。咀嚼效率的检查方法是:用由乐天木糖醇生产的口香糖进行咀嚼。然后用色度计检查变化了的口香糖颜色。再将算出值和咀嚼前的色素变化(色差)予以定量化。另外血液检查和身体测量、血压测量、心电图和体脂肪比率等,除生理数据和生物化学的数据之外,依靠登记类型查询生活习惯。对象年令为40~74岁。区别男女层次解析,调整不确定因素,进行逻辑回归分析。
(结果是):年齢層次方面,年齢層次越高,咀嚼效率越低。罹患糖尿病的越多。将咀嚼效率分为4个分位检讨时,身体质量指数(BMI)和血压、糖化血红蛋白(HbA1c)和血糖值,高密度脂旦白(HDL)与糖尿病的分布上没有差别。在咀嚼效率高的人群里有抽烟习惯者少,有喝酒习惯者多。在运动习惯,热量攝取方面:人群之间没有差别。另外,在咀嚼效率高的人群里患 患牙周病的人少。在咀嚼效率和糖尿病的风险方面。不分男女,咀嚼效率越高患糖尿病的风险越低。
从咀嚼习惯来看,男性咀嚼的速度越快,患糖尿病的风险越高。
其后,为了搞清咀嚼效率与糖尿病的关连,又探讨了胰岛素的抵抗性。男性,女性分别就年令层次解析的结果:30~49岁的壮年期,咀嚼能力越低。胰岛素抵抗性就越高。说明咀嚼能力低下与与胰岛素抵抗性增大相关。
二 咀嚼与胰岛素分泌的研究,咀嚼口香糖后的葡萄糖耐量试验
C肽[C-Peptide]是胰腺在胰岛素生成时从胰岛素原分离出来的,反映了新生成的胰岛素的量。这次,为了探讨摄取葡萄糖时分泌胰岛素与咀嚼的关系,分了咀嚼口香糖后摄取的葡萄糖液组和不咀嚼口香糖摄取的葡萄糖液组。观察其在摄取葡萄糖后血C肽值的变化。测试者女性19名,平均年龄20岁。Body Mass Index (BMI)在25以下,这些被试者把不含香料和甘味料口香糖咀嚼15分钟分别进行葡萄糖耐量测试,口服葡萄糖耐量试验后,分别于15.30.60.120分採血。测定血糖值,血中胰岛素值,血C肽值。其结果:血中C肽值咀嚼组于30分钟后达到最高值,非咀嚼组在60分钟后达到最高值。另外,咀嚼组糖耐量试验时血糖值上升比非咀嚼组慢。证明咀嚼可以抑制血糖值的急剧上升,由此说明,摄取葡萄糖前咀嚼与否影响胰岛素的分泌。也证明了过食与肥胖有一定的关联。
附原件:
平桥老师可否帮忙翻译两小段日文资料。
最近想起曾在《国学堂》{梁冬对话国医大师陆广莘}节目中听到陆老讲过自己几十年前“让糖尿病患者餐后咀嚼棉花团20分钟血糖明显降低”的事。
于是想详细了解一下“咀嚼对餐后血糖的影响”这个问题,但反复搜索也没有发现国内有相关的研究资料,倒是找到2段日文资料,感觉国人对传统养生术的重视程度和研究水平尚有不足。
一、《咀嚼能力および唾液が食後高血糖-耐糖能異常に及ぼす影響》
滋賀県長浜市「ながはま0次予防コホート事業」においておよそ1万人の市民を対象とした健診を行った。歯科検診では、歯周病やウ蝕等の検診に加えて、咀嚼能率検査を行った。咀嚼能率検査はロッテ社製キシリトールガム咀嚼判定用#9415を用いて咀嚼し、変化したガムの色を測色計で検査、算出値と咀嚼前の色素変化(色差)を定量化した。そのほか血液検査や身体計測、血圧測定、心電図、体脂肪率などの生理学的データや生化学的データに加えて自記式アンケートにより生活習慣を調査した。対象年齢は40-74歳とした。男女別に層別解析し、交絡因子を調整するためにロジスティック回帰分析を行った。年齢層別に検討したところ、年齢層が高いほと咀嚼能率が低く、糖尿病の罹患が高かった。咀嚼能率を4分位で分けて検討したところ、BMIや血圧、HBA1c,血糖値、HDL糖尿病歴に分布の差は認めなかった。咀嚼能率の高い群ほど喫煙習慣は少なく、飲酒習慣は高かった。運動習慣、カロリー摂取においては群間の分布の差は認めなった。また咀嚼能率の高い群では歯周病の罹患は低かった。咀嚼能率と糖尿病のリスクについて検討したところ男女ともに咀嚼能率の高い群ほど糖尿病のリスクが低い傾向を認めた。年齢とそのほか交絡因子を調整後、女性ではその関連が認められなかったが、男性では依然その関連性を認めた。咀嚼習慣の観点では男性において咬む速さが早くなるほど糖尿病のリスクが高くなった。この結果についてはPLOSONEに掲載された。そこで、咀嚼能率が糖尿病とどのように関連するか検討するため、インスリン抵抗性について検討した。男性及び女性それぞれにおいて年齢層別解析の結果、30-49歳の壮年期において咀嚼能力が低いほどインスリン抵抗性が高い傾向を認めた。咀嚼能率の低下はインスイリン抵抗性の増大と関連することが示唆された。
二、《咀嚼とインスリン分泌に関する研究 ガム咀嚼後の経口ブドウ糖負荷試験》
C-peptideは膵臓でのインスリン生成時にプロインスリンから分離され, 新たに生成されたインスリンの量を反映する. 今回, ブドウ糖摂取時のインスリン分泌の咀嚼の有無による違いを検討するため, ガム咀嚼後にブドウ糖液を摂取させた群と, ガム咀嚼を行わずにブドウ糖液を摂取させた群とでブドウ糖液摂取後の血中C-peptide値の変化を観察した. 被験者は女性19名, 年齢平均20歳, Body Mass Index (BMI) は25以下である. これらの被験者に香料や甘味料を含まないガムベースを15分間咀嚼させた後に経口ブドウ糖負荷試験 (oralglucosetolerance test, 以下OGTT) を行うガム咀嚼群と, ガム咀嚼を行わずにOGTTを行うコントロール群とに分け, OGTT後15, 30, 60, 120分に採血を行い, 血糖値, 血中インスリン値, 血中C-peptide値を測定した. その結果, 血中C-peptide値は, ガム咀嚼群でOGTT30分後, コントロール群でOGTT60分後に最高値に達した. また, ガム咀嚼群はOGTT時の血糖値の上昇がコントロール群に比べて緩やかで, 血糖値の急激な上昇が抑えられることが明らかとなった. これらのことから, ブドウ糖摂取前の咀嚼の有無はインスリンの分泌に影響を与え, 過食や肥満との関連を有する可能性が明らかとなった.
梦回杏林先生提供两篇日文,希望予以译出。现译出,刚刚发现,时间仓促。不足请谅。
一 咀嚼功能与唾液,对餐后高血糖_耐糖能的影响
滋賀県長浜市对约1万名市民进行了体检。侧重牙科咀嚼效率的检查,并增加了牙周病和龋齿病的筛选。咀嚼效率的检查方法是:用由乐天木糖醇生产的口香糖进行咀嚼。然后用色度计检查变化了的口香糖颜色。再将算出值和咀嚼前的色素变化(色差)予以定量化。另外血液检查和身体测量、血压测量、心电图和体脂肪比率等,除生理数据和生物化学的数据之外,依靠登记类型查询生活习惯。对象年令为40~74岁。区别男女层次解析,调整不确定因素,进行逻辑回归分析。
(结果是):年齢層次方面,年齢層次越高,咀嚼效率越低。罹患糖尿病的越多。将咀嚼效率分为4个分位检讨时,身体质量指数(BMI)和血压、糖化血红蛋白(HbA1c)和血糖值,高密度脂旦白(HDL)与糖尿病的分布上没有差别。在咀嚼效率高的人群里有抽烟习惯者少,有喝酒习惯者多。在运动习惯,热量攝取方面:人群之间没有差别。另外,在咀嚼效率高的人群里患 患牙周病的人少。在咀嚼效率和糖尿病的风险方面。不分男女,咀嚼效率越高患糖尿病的风险越低。
从咀嚼习惯来看,男性咀嚼的速度越快,患糖尿病的风险越高。
其后,为了搞清咀嚼效率与糖尿病的关连,又探讨了胰岛素的抵抗性。男性,女性分别就年令层次解析的结果:30~49岁的壮年期,咀嚼能力越低。胰岛素抵抗性就越高。说明咀嚼能力低下与与胰岛素抵抗性增大相关。
二 咀嚼与胰岛素分泌的研究,咀嚼口香糖后的葡萄糖耐量试验
C肽[C-Peptide]是胰腺在胰岛素生成时从胰岛素原分离出来的,反映了新生成的胰岛素的量。这次,为了探讨摄取葡萄糖时分泌胰岛素与咀嚼的关系,分了咀嚼口香糖后摄取的葡萄糖液组和不咀嚼口香糖摄取的葡萄糖液组。观察其在摄取葡萄糖后血C肽值的变化。测试者女性19名,平均年龄20岁。Body Mass Index (BMI)在25以下,这些被试者把不含香料和甘味料口香糖咀嚼15分钟分别进行葡萄糖耐量测试,口服葡萄糖耐量试验后,分别于15.30.60.120分採血。测定血糖值,血中胰岛素值,血C肽值。其结果:血中C肽值咀嚼组于30分钟后达到最高值,非咀嚼组在60分钟后达到最高值。另外,咀嚼组糖耐量试验时血糖值上升比非咀嚼组慢。证明咀嚼可以抑制血糖值的急剧上升,由此说明,摄取葡萄糖前咀嚼与否影响胰岛素的分泌。也证明了过食与肥胖有一定的关联。
附原件:
平桥老师可否帮忙翻译两小段日文资料。
最近想起曾在《国学堂》{梁冬对话国医大师陆广莘}节目中听到陆老讲过自己几十年前“让糖尿病患者餐后咀嚼棉花团20分钟血糖明显降低”的事。
于是想详细了解一下“咀嚼对餐后血糖的影响”这个问题,但反复搜索也没有发现国内有相关的研究资料,倒是找到2段日文资料,感觉国人对传统养生术的重视程度和研究水平尚有不足。
一、《咀嚼能力および唾液が食後高血糖-耐糖能異常に及ぼす影響》
滋賀県長浜市「ながはま0次予防コホート事業」においておよそ1万人の市民を対象とした健診を行った。歯科検診では、歯周病やウ蝕等の検診に加えて、咀嚼能率検査を行った。咀嚼能率検査はロッテ社製キシリトールガム咀嚼判定用#9415を用いて咀嚼し、変化したガムの色を測色計で検査、算出値と咀嚼前の色素変化(色差)を定量化した。そのほか血液検査や身体計測、血圧測定、心電図、体脂肪率などの生理学的データや生化学的データに加えて自記式アンケートにより生活習慣を調査した。対象年齢は40-74歳とした。男女別に層別解析し、交絡因子を調整するためにロジスティック回帰分析を行った。年齢層別に検討したところ、年齢層が高いほと咀嚼能率が低く、糖尿病の罹患が高かった。咀嚼能率を4分位で分けて検討したところ、BMIや血圧、HBA1c,血糖値、HDL糖尿病歴に分布の差は認めなかった。咀嚼能率の高い群ほど喫煙習慣は少なく、飲酒習慣は高かった。運動習慣、カロリー摂取においては群間の分布の差は認めなった。また咀嚼能率の高い群では歯周病の罹患は低かった。咀嚼能率と糖尿病のリスクについて検討したところ男女ともに咀嚼能率の高い群ほど糖尿病のリスクが低い傾向を認めた。年齢とそのほか交絡因子を調整後、女性ではその関連が認められなかったが、男性では依然その関連性を認めた。咀嚼習慣の観点では男性において咬む速さが早くなるほど糖尿病のリスクが高くなった。この結果についてはPLOSONEに掲載された。そこで、咀嚼能率が糖尿病とどのように関連するか検討するため、インスリン抵抗性について検討した。男性及び女性それぞれにおいて年齢層別解析の結果、30-49歳の壮年期において咀嚼能力が低いほどインスリン抵抗性が高い傾向を認めた。咀嚼能率の低下はインスイリン抵抗性の増大と関連することが示唆された。
二、《咀嚼とインスリン分泌に関する研究 ガム咀嚼後の経口ブドウ糖負荷試験》
C-peptideは膵臓でのインスリン生成時にプロインスリンから分離され, 新たに生成されたインスリンの量を反映する. 今回, ブドウ糖摂取時のインスリン分泌の咀嚼の有無による違いを検討するため, ガム咀嚼後にブドウ糖液を摂取させた群と, ガム咀嚼を行わずにブドウ糖液を摂取させた群とでブドウ糖液摂取後の血中C-peptide値の変化を観察した. 被験者は女性19名, 年齢平均20歳, Body Mass Index (BMI) は25以下である. これらの被験者に香料や甘味料を含まないガムベースを15分間咀嚼させた後に経口ブドウ糖負荷試験 (oralglucosetolerance test, 以下OGTT) を行うガム咀嚼群と, ガム咀嚼を行わずにOGTTを行うコントロール群とに分け, OGTT後15, 30, 60, 120分に採血を行い, 血糖値, 血中インスリン値, 血中C-peptide値を測定した. その結果, 血中C-peptide値は, ガム咀嚼群でOGTT30分後, コントロール群でOGTT60分後に最高値に達した. また, ガム咀嚼群はOGTT時の血糖値の上昇がコントロール群に比べて緩やかで, 血糖値の急激な上昇が抑えられることが明らかとなった. これらのことから, ブドウ糖摂取前の咀嚼の有無はインスリンの分泌に影響を与え, 過食や肥満との関連を有する可能性が明らかとなった.